ヘデラ($HBAR)がハッキング被害に遭ったとの報道があり、損失額は500万ドルを超えるとみられています。ブロックチェーン研究者であるスペクター氏が、土曜日にこの事件を初めて指摘しました。オンチェーン追跡ツールによるウォレット監視によると、攻撃者は盗まれた資産をヘデラから移転し、イーサリアム($ETH)に変換しました。盗難発覚以降、追跡された金額は着実に増加しています。
スペクター氏は、攻撃者がLayerZero($ZRO)を用いてヘデラからイーサリアムへ資金をブリッジしたと報告しています。盗まれた資産は、ラップド・ビットコイン($WBTC)から$ETHへと交換されました。追跡された総額は急速に上昇し、370万ドルから400万ドルを超え、さらに500万ドルを超えました。セキュリティ企業ペックシールド社はその後、ブリッジされた金額を約525万ドルと評価しました。同社によると、攻撃者のウォレットには約2.36K $ETH(時価約425万ドル)と15.58 $WBTC(時価約100万ドル)が保有されていたとのことです。またペックシールド社は、攻撃者が当初、資金の出所を隠蔽する目的でよく使われるミキシング・ツール「トランペード・キャッシュ(Tornado Cash)」を通じて1 $ETHを送金し、そのウォレットを資金調達していたと付け加えています。今回の事件は、今月発生した一連の盗難事件に新たに加わるものとなります。デファイラマ(DefiLlama)のデータによると、7月には暗号資産プラットフォームを標的としたハッキングが3件発生し、合計損失額は2800万ドルを上回っています。これには、DeFiプロトコル「サマー・フィ(Summer.fi)」に対する600万ドル規模のハッキングや、BONK DAOに対する2000万ドル規模のガバナンス攻撃が含まれます。こうした事象の頻度は、より広範な傾向を反映しています。スロウミスト(SlowMist)社の報告書によると、2026年前半におけるセキュリティインシデントの件数は約50%増加しましたが、一方で総損失額は減少しています。現時点(本稿執筆時)において、ヘデラは本件について公式声明を発表していません。ビインクリプト(BeInCrypto)はヘデラに対しコメントを求めています。本件は継続的に展開中のニュースです。